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業界初『荷振れ防止装置』をタワークレーンに標準装備

業界初、『荷振れ防止装置』をタワークレーンに標準装備

日刊建設工業新聞の'04年11月18日 及び 日刊工業新聞の'04年11月23日 に掲載

-北川鉄工所-

この度タワークレーンメーカーの㈱北川鉄工所(本社:広島県府中市、北川祐治社長)は、新東工業(株)と共同で実用化開発した建設工事用タワークレーンの『荷振れ防止装置(型式:BNB)』を販売開始すると発表した。

現在、建設現場で使われているタワークレーンは吊荷が旋回中に大きく振れるため、安全性が疑問視されると共に作業効率の向上に向けた改善が望まれていた。

今回開発された『荷振れ防止装置』は、豊橋技術科学大学・寺嶋一彦教授の制振制御に関するシーズ技術をもとに実用化されたもので、クレーンの旋回時に起こる吊荷の振れを吊上げロープと吊荷で構成された振り子に見立て、その振り子の共振点を外す方式(ノッチフィルター方式)を採用した。具体的には吊上げロープ長情報を入力した制振コントローラが共振点を外す計算を随時行い、ジブの旋回起動時および停止時に共振点を外した旋回モーターの回転数を自動指示することにより荷振れの発生を防止するシステムである。従来の荷振れセンサを用いたフィードバック制御に比べ、シンプルなフィードフォワード制御とした事で、コストを抑えられるのが特徴である。

当社はこの商品を現在稼働中の当社製タワークレーン(商標:ビルマン)で旋回駆動装置が可変速(インバータ制御ほか)方式の機種であれば簡単に後付けできる『荷振れ防止装置(BNB-A)』として販売する一方、今後製造する当社製タワークレーンの多くの機種で業界初の『荷振れ防止装置(BNB-N)』内蔵型も販売する。

また、当社は、安全性に優れるこの装置の早期普及を図る為に、期間限定の体験用無料貸出を行なう。

紹介ビデオ

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※内容はどちらも同じです

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