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我々の課は、CAD担当、材質担当、ケガキ担当に分かれ、お客様の要する製品を提供するために金型や材料の熟考をして製造条件を決定し、量産へ導くことが主な業務内容です。
お客様から受注を頂くと、材質担当が図面材質を元に材質設定を行ない、CAD担当が素材図と方案図を作成し金型製作に入ります。金型が完成した後、試作を行いケガキ担当が製品の寸法測定して図面通りに製品が出来ているかを検証します。
このような試作を繰り返し行い、そこで得られた結果やデータを基に量産に移行し良品を生産する製造条件を決定しています。
また多くの種類の製品を生産している中で環境変化に伴うレアアースを含む合金対策や溶解主要材料に対応する活動も安定生産をする上で重要な業務であります。我々の知識と生産課の知恵と経験を融合して、より良い製品を生み出す事に取り組んでいます。
まさに、ものづくりの初めの一歩を担っているところです。新しくこの世に生まれようとする品物をいかに形にするかを考え抜き、お客様が満足する製品を生み出す。
最近は短納期での試作や量産立ち上げ要求が多くなっており、より正確でスピーディーな対応が求められています。そのような逼迫した状況で、個人の能力を十分発揮して、組織として無駄なく計画的に進めることで、課全体の技量・能力が高められ、お客様の要望通りの製品を納めて信頼を勝ち取ることができると考えます。
お客様の要望に応え、製品を納めれた時にはやり遂げた満足感が沸き上がってきます。
今までに培ってきた技術を軸に発展を続け金属素形材分野において世界に誇る"技術のkitagawa"と呼ばれる手助けとなりたいです。さらに凝固解析システムなどのIT技術を駆使し、さらなる業務のスマート化とスピード、正確さを兼ね備えた総合力のある組織でありたいです。