CFRP加工の『層間剝離』を低減
ツール寿命が延びる構造
集塵機能でクリーン環境を維持
加工反力低減による高精度加工
Special Machine Tool
高性能な切削加工用エンドエフェクターにより、低剛性な多関節ロボットでの切削加工を実現。
7kg可搬以上であれば、メーカー問わず搭載可能。
Kitagawa製グリッパと組み合わせた一連のシステムを提案。
Kitagawa測長機能付きロボットハンドのご紹介
メリット① クランプ機構による高精度加工
上爪と下爪でワークをクランプすることで加工反力を低減させし、多関節ロボット先端でも高精度な加工を実現。
CFRP板を用いて、挟み込みの有無による精度を検証したところ、画像のような結果となりました。
また、ロボット加工ユニットで加工した場合とマシニングで加工した場合のデラミ発生を比較。
ロボット加工ユニットで加工した場合
マシニングで加工した場合
UD材で比較した結果、裏面のデラミが見られたのはマシニングのみ。
※120回の連続穴あけ試験結果を記載
メリット② 集塵機能によるクリーン環境維持
下爪から集塵しており、ツールに付着した切粉、切削切粉の両方を回収。
CFRP、GFRPのようなガラス繊維が混入している材料でも、常にクリーンな作業環境を維持可能。
切粉が周辺に飛散する心配が無いため、カバーレスの採用が可能。
メリット③ ツール寿命が長い
スピンドルからエアーを供給しているため、加工中は常にツール冷却機能が稼働。
ツールの発熱量を下げる(冷却効果)ことで、ワークへの加工発熱ダメージをキャンセルし
さらにツールの寿命延長効果を与える。
ワークの品質を守りつつツール寿命を延長させることにより、コストダウンと歩留まり対策に貢献。
メリット④ 複合的な動きができる
1種類のワークに対して、複数のユニットが同時にアプローチ可能。
もちろん上記の通り集塵しているため、加工中の切粉が加工の邪魔をすることもない。
装置に内蔵されている集塵ボックスへ切粉が搬出されるため、吸引能力が作業中に低下する恐れもない。
広島本社にてテスト機を保有しております。
サンプル加工にご興味ございましたら、テスト機にて対応可能です。
本社までお越しいただくか、Zoom等のWebツールを用いて
デモンストレーションをご提案致します。
726-8610
広島県府中市元町77-1
株式会社 北川鉄工所
開発本部 新事業推進室
TEL:0847-40-0553
FAX:0847-45-3190
営業担当:池内(イケウチ)までご連絡ください。
●記事・新聞掲載情報●
日刊工業新聞にロボット加工ユニットの広告を掲載します。
掲載日:2021年2月24日
●展示会情報●
2021年
・MECT2021に出展
2020年
・ロボデックス2020に出展
2019年
・クルマの軽量化技術展に出展
・JOMTOF2019に出展