1.自社製チャック採用
2.同軸精度を確保する機構
3.自動化ラインと併せてご提案
4.品質管理機能の充実
Special Machine Tool
国内シェア60パーセントを誇るキタガワチャック。設計部門と連携し、摩擦接合に適した専用チャックを搭載。
小径であれば回転シリンダも自社製を採用しており『掴む・回す・止める』を高精度でご提供致します。
また、チャックが自社製ということもあり、メンテナンス面や精度、治具交換の簡略化に強みを持っており、形状や材質、把握傷の有無に応じてご提案いたします。
従来の摩擦接合機は、駆動軸にボールスプラインを採用しており、テーブル底面を軸に前進後退する機構が主流です。
ガイドで接合推力を受ける構造となるため、モーメントが作用し接合ワークの倒れ幅が大きくなります。
キタガワはボールスプラインを採用することで、ワークと同軸上に駆動部を設置しております。
これにより、ワークの倒れ幅を大きく低減し、芯ズレが最小限になる設計を採用しております。
自動化ラインに適応した設備提案も行っております。
設備内にロボットアームを搭載し、設備外から送られてくるワークをロボットで掴み、チャックへセッティングします。
ロボットハンドも自社製を採用しておりますので、計画からご提案までのリードタイムを短くできます。
ローダー搬送設備やロボットハンドを用いた設備など、さまざまな搬入出方法をSIerと連携してご案内致します。
オペレーターが簡単に作業できるよう、タッチパネルは12インチサイズを採用。
装置を立ち上げた際には、必ず予防保全として点検項目を表示。
装置起動から接合開始までの操作を誰でもスムーズに行えるようなシンプル設計にしております。
各お客様にて品質管理基準が変わりますので、キタガワではお客様のご要望に沿った品質基準を設定します。
許容誤差範囲を各接合条件で設けることで、素材のバラつきや消耗品の劣化により品質が不安定になった際、アラームとして操作パネル上に表示します。
アラーム履歴は最大10件まで表示し、ログとして記録していきます。
品質管理トレーサビリティとして、接合データを内蔵されているSDカードへ最大10,000件保存できます。
CSVデータとして品名・作業時間・各種パラメータ設定値と結果値を保存します。
自動でデータを蓄積できるため、専用のロガーを用いらずとも品質管理を簡単に行えます。
また、接合中のパラメータをモニタリングする機能もあり、常時安定した接合が出来ているかを可視化することが可能です。
北川鉄工所が製造・販売しております摩擦接合機の特長を下記ページにまとめております。
開発本部 新事業推進室
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